
WBC 優勝候補は①米国、②ドミニカと③日本
写真:https://www.nishinippon.co.jp
今週の6日、大谷、ダルビッシュ、吉田とヌートバーのメジャー組は初めてWBC強化試合に実戦出場した。その夜、京セラドームの大谷は、対阪神戦で規格外のパワーを発揮して、二発の3ランホームランを連発して、球場はもとより、日本中が興奮のるつぼと化した。
Shohei Ohtaniは、2021年7月、ニューヨークタイムズ紙のカート・ストリーターが「Ohtaniはアメリカの娯楽界(原語はpastime)が必要とするスターである」と書いたあと、「べーブルースってこうだったんだ」と米国の永遠のヒーローと同列に扱ったのである。そして今、わが国でも同じ現象が起こっている。
写真:Getty
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今日(3月9日)の午後、Samurai
Japanは第5回WBC大会のB組の第1戦(東京ドーム)にのぞむ。B組は日本、オーストラリア、中国、韓国、チェコの5ヵ国である。Samuraiの初戦の対戦相手は中国である。
A組は台北、C組は米国フェニックス、D組はマイアミで開催され、各組は5チームによる総当たり戦が戦われる。
なお、アジア地域の準準決勝は、A,B組の予選突破国が東京ドームで対戦し、続く準決勝、決勝は、マイアミのローンデポ・パーク球場で開催される。
我がSamurai Japanは第一回大会(2006)と第二回大会(2009)に優勝しているが、その後の大会いずれもは準決勝で敗退している。第三回(2013)はドミニカ、第四回(2017)は米国が優勝している。2020年大会はコロナ禍により中止になったため、第五回大会は6年ぶりの開催になった。
さて、ロサンジェルス・エンジェルスの大谷祥平が3日にSamurai Japanに合流するために来日すると、日本中が大谷ブームで舞い上がっているのは、皆さんご承知の通りである。
写真:(https://www.full-count.jp)
日本の新聞、TVの報道を見ると、誰もが3回目の優勝を信じて疑わないのは、大谷の他にメジャーから参加する、ダルビッシュ投手と吉田、ヌートバー両外野手、国内組の村上選手、佐々木投手らを有する、Samurai Japanへの高い信頼があるからだろう。
米国のマスコミの報道を見ると、WBCの優勝国を占うOdds, 即ち「賭け率」のニュースが目に入った。マスコミ各社が大会の予想の根拠にしているのは、ラスベガスでも通用する、FOXBETの賭け率である。
後段で詳しくお伝えするが、最新のFOXBETによると、優勝候補は1位が米国、2位ドミニカ、3位日本となっている。この三ヶ国は過去4回の大会において日本が2回、米国とドミニカが夫々1回ずつ優勝している。そして4位以下のチームの賭け率は大きく水をあけられている。
優勝候補1位の米国は全員が大リーガー、しかも強力な選手、3度のMVPに輝く大谷のチームメイトである、強打者トラウトがキャプテンを務め、昨シーズンのナショナル・リーグのMVP・ベッツ(ドジャーズ)、ア・リーグのホームラン王・シュワバー(フィリーズ)等の好選手が目白押しである。
一方、ドミニカは登録選手30名中、28名がメジャー選手という高水準のチームであり、先週まではOddsの1位だったが、主砲のゲレーロJR.が故障で代表入りを辞退したため、賭け率は米国に次ぐ2位に下がっている。
写真:(https://www.full-count.jp)
従ってSamurai Japanの投手陣には、WBCの使用球である、大リーグの公式球に慣れていない選手がいたり、WBC強化試合で低打率に悩む打者がいるようでは、ダルビッシュ、大谷、吉田、ヌートバーのメジャー組に大きな負担がかかりそうである。それにしても故障による、カブスの強打者鈴木の代表辞退はいかにも残念である。
国内では、野球ファンの皆さんはもちろん、大方の野球評論家もSamurai Japanの三度目の優勝を信じて疑わない、楽観ムードが蔓延しているのが、気にかかる。だが、Samuraiは3月7日の最後の強化試合において9-1でオリックスを下したが、この試合でこれまで快音が聞かれなかった、村上、山川に待望の一発が出て、ようやく侍打線が上り調子になったのは、嬉しくかつ頼もしいニュースである。
写真説明:2023年WBCのオッズ(賭け率)
写真:(https://www.twitter.com)
野球の本場である、米国のスポーツ賭博業界は、上記の図のようにWBCの優勝を占う「賭け率」を発表している。これによれば、Samuraiは本命どころか、3位にとどまっている。彼らは米国、ドミニカを優勝候補にしている。
数字が最も少ないチームが本命だが、本命の米国の「+260」とは、米国に100ドル賭けて的中すると、賭金100ドル+260ドルの利益=360ドルをget出来る、という意味である。日本に100ドル賭けて、日本が勝つと、100ドル+410ドルの利益の計510ドル入手する、ということになる。10位のメキシコに100ドル賭けてメキシコが勝つと、3500ドルの利益+100ドル=3600ドルgetするわけである。メキシコが勝てば大穴だが、先ず無理ですな。
写真:(https://nikkansports.com)
さ~て、名将栗山監督には大胆かつ緻密な采配を振るってもらい、大谷さんにはホームランの量産をお願いし、ダルビッシュには三振の山を築いてもらって、Samurai Japanが三度目の優勝を果たすことを夢見て、応援しようではありませんか!(終わり)






コメント
コメント一覧 (2)
WBCについての投稿を興味深く読ませていただきました。
Oddsの予想もなるほどと思えます。本場アメリカからの情報はやはり面白いですね。
iron3919
が
しました
さて、スポーツ賭博のOddsは大リーガーたちの本気度を買っているのでしょう。
以前彼らは本番のリーグ戦を大事にして、3月のWBCに出場するのを嫌ったのです。松井がそうでした。
その点、イチローは偉いですね。さあ、今夜の対China戦が楽しみですね。
iron3919
が
しました